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12月17日に認証基盤部会セミナー「パスキー・FIDO技術の最前線」を開催します
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【イベント概要】
大学ICT推進協議会認証基盤部会は、来る12月17日(火)に京都大学学術情報メディアセンターとの共催により、セミナー「パスキー・FIDO技術の最前線」を開催します。
本セミナーでは、LINEヤフー研究所の五味 秀仁氏、大神 渉氏をお招きし、パスキー・FIDO技術の概要から導入事例、最新動向などをご講演いただきます。
参加をご希望される方は、以下セミナー情報ページよりお申し込みください。
https://www.media.kyoto-u.ac.jp/accms_web/event/3203.html
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
【開催情報】
日時:2024/12/17(火)16時30分〜18時15分
開催形式:ハイブリッド開催(会場およびオンライン)
参加費用: 無料
【プログラム】
※いずれも会場にて講演いたします。
◆16時30分~16時45分
講演者:古村 隆明(京都大学学術情報メディアセンター 特命准教授)
講演題目:京都大学におけるパスキー・FIDO対応の現状
講演概要:京都大学の統合認証基盤では2020年から多要素認証に対応したSAML
IdPを導入し、2024年11月に一部のサービスで全ての利用者に対して多要素認証を必須とする環境が整った。
本IdPでは二要素目としてTOTP、メールOTP、FIDOが利用できるが、FIDOの利用率は低く、今後、利用を積極的に進めていく予定である。
本講演では、本学の多要素認証の利用状況の紹介、パスキー・FIDOの利用に関する学内での検討課題について紹介する。
◆16時45分~17時30分
講演者:五味 秀仁(LINEヤフー研究所 上席研究員)
講演題目:FIDOアライアンスの動向 〜FIDO東京セミナー2024を振り返って〜
講演概要:2024年12月12日開催のFIDOアライアンス東京セミナーを振り返り、同アライアンスと FIDO Japan WG の活動をご紹介いたします。
近年FIDOアライアンスが積極的に展開している「パスキー」について、最新の対応状況と導入事例をご報告いたします。
また、本年6月にGoogle Japanで開催されたパスキーハッカソンや大学の先生方による講演から、最新の研究成果や技術動向についてもご紹介いたします。
◆17時30分~18時15分
講演者:大神 渉(LINEヤフー研究所 ソフトウェアエンジニア)
講演題目:パスワードレス認証で注目されるパスキーの概要
講演概要:パスワードの代替として普及しつつある「パスキー」がその安全性及び利便から注目を集めています。パスキーはフィッシングや不正アクセスのリスクを低減し、顔や指紋を利用することで認証時のユーザー体験を向上させます。同期パスキーを利用することにより、ユーザーはデバイスの登録の有無を気にせず利用することができるようになり、関連する機能が拡充されつつあります。本講演ではパスキーやその機能についてご紹介いたします。